22代引退ブログ ぺやんぐ
夏の暑さも落ち着いてきた今日このごろ、皆さんはどうお過ごしでしょうか。22代のぺやんぐです。教育実習を終え、残り2週間の夏休みを満喫していた9/29の昼下がり、ブログの〆切が今日であることに気づきました。この文面でもわかる通り私はかなり怠惰な性格であり、レポートも仕事もギリギリになって重い腰が上がる困った人間です。そんな私が2年と半年間GSIで活動できたのもひとえに先輩や後輩、個性的な同期の支えがあってのことです。ここに深く御礼を申し上げます。
さて、私がGSIに入った経緯を紹介しましょう。大学合格後の入学準備説明会のことです。ローソン横の会場になぜか一番乗りした私に話しかけてくれたのが、昨年度ご卒業されたマツイさんでした。マツイさんの誘導で中に入ると司会や運営をしていた生協3団体の先輩方が印象的に映ったのを覚えています。これが私がGSIに入ったきっかけです。
加入直後は月曜日が全休ということで、会議室に足を運ぶことはほとんどなく、部会もオンラインで出席していました。同期の顔すらDを含め数人しか知りませんでした。初めての大型企画であるオープンキャンパスを通してGSIの活動の楽しさを知り、より深く運営にかかわるようになりたいと思い、夏合宿や秋合宿を通してその想いが強くなりました。だいしお・しんつと先輩のすごさに打ちひしがれながら過ごした秋学期、だんだんとGSIにもなじめるようになり、ようやく同期の顔と名前が一致しました。だいしおに区切りがつくと一気にしんつモードになり、数年ぶりの対面開催でいたるところで問題が起こるなか、たく兄をはじめ準備を進めていました。
3月末、いよいよ本番ということで準備も大詰めの3月28日、私は池袋にいました。この日は高校の同窓会で、1年ぶりに再会する旧友たちと語らいました。翌々日の30日は中学の友人らと串揚げ屋に行きました。そのお店は自分で具材を揚げるタイプのお店で、近況の報告をしながら食事を楽しみました。来る3月31日、この日はしんつの前日準備ということで、8時30分に起床した私は激しい頭痛と吐き気、寒気に襲われました。這いずるように体温計に手を伸ばし、体温を測るとそこに表示された38.6という数字に私は絶望しました。時期が時期なので偶然家にあった抗体検査キットを使うと、結果は陰性。原因を考えたところ思い当たったのは前日に串揚げで食べた牡蠣でした。自分で揚げているので生焼けだったのかと後悔しながら、前日準備に行けない旨をたく兄に伝えました。翌日熱が下がっていることを願いながら眠りにつき、迎えたしんつ当日、何も状況が変わっていない私はグループLINEが阿鼻叫喚している様子を布団のなかで見守るしかありませんでした。改めて検査した結果コロナ陽性、家族全員を道連れに寝たきりの4月を迎えました。こうして私は「牡蠣にあたってしんつを欠席した男」としていじられ続けるのです。みなさん、原因はコロナです。
2年生に進級し、頼れる後輩もできたことで、徐々に企画主催としての活動が本格化します。タイミング悪く、月曜日にバイトが入ってしまったせいで後輩の顔を全然覚えられていませんでしたが、オープンキャンパスでなんとなく覚え、迎えた夏合宿。集まりの悪い同期とギリギリで作った新体制、最初はどうなるかと心配しましたが何とか形になり、21さんを送り出せました。だいしおの担当長になった私に最初に訪れた受難は秋合宿の幹事でした。だいしお作成のノウハウを委員に伝えるための講習を行う関係上私が引き受けたのですが、それが10か月後の夏合宿幹事の布石になっていたとは知る由もありませんでした。すわんさんのしご出来具合に殴られながら、うに、いぶ、23代の力を借りて非常に出来の良い冊子が完成しました。落ち着く暇なくしんつがやってきます。前年の反省を存分に活かしつつ、いもり・らい・いぶ・オムを中心に大きなトラブルもなく完遂できました。この4人には頭が上がりません。しんつ担当のほかのメンバーにも助けられました。本当にありがとう。
さて、3年生に上がり担当も終わったと思いきや、いもりから夏合宿をやれとの指令を拝命しました。同時並行でオープンキャンパスのツアーもらいちゃんが一人で回していましたが、ヘルプ要請が来たため急遽オープンキャンパス担当にもなりました。途中参戦ではありましたが、らいのサポートはできたと思います。思いがけず担当になりましたが良い思い出になりました。落ち着く暇なく夏合宿を迎えトラブルはあったものの、同期の協力のおかげで充実した合宿になったと思います。
こうして引退を迎えて2年半の活動を振り返ると、「良い仲間に恵まれたな」という一言に尽きます。もちろん同期だけではなく、20・21代の先輩方や、23・24代の頼れる後輩も含めてです。担当として関わっただいしお・しんつ・小金井祭・オーキャン・店舗と仲間の協力がなければ成り立たなかったでしょう。彼らの支えがなければ私もフェードアウトしていたかもしれません。本当にありがとうございました。
ではここでGSIの思い出を語りましょう。新歓で行った高尾山、実際に行ったことがなかったため、ハイキングに人気な山という認識しかなく、山頂に到達したときはヘトヘトになっていました。宿泊だった一昨年の秋合宿でたべたブドウや信玄餅のスイーツ、小金井祭で対応した若き志の輝いた目を鮮明に覚えています。いつの間にか増えていたたぬろーで遊んだ日々も良い思い出です。2年生に上がってからは徐々に会議室に入り浸ることも増え、いろいろ面白い話も聞けたし、共通の趣味で盛り上がったり、職員さんとの交流したり、居心地の良い空間に感じることができました。こうしてあっという間に3年生になり、オーキャン準備で遅くまで残り、夏合宿前日に会議室で徹夜を覚悟したことも、今となっては貴重な時間でした。こんな思い出が作れたGSIの方々に感謝申し上げます。
最後に、これからGSIを引っ張っていく23代・24代の後輩たち、あなた方に心配していることは何もありません。これまで通りの働きぶりをいかんなく発揮してください。そうすればきっと22代よりも素晴らしい活動ができるでしょう。仲間との連携を大切にしながら、22代を顎で使ってくれればと思います。頑張ってください。
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